※この記事は、メールマガジン『博士のダイエット研究所(現・博士のダイエット&バルクアップ研究所)』2012年6月29日~2012年7月20日発行号からの抜粋です。
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<ローカーボ・ダイエットの実際 Part 1>
ローカーボ・ダイエットのときには、脂肪を制限してはいけない。その理由について、前号で解説しました。ではタンパク質と脂肪、どれくらいの割合で摂取すれば良いのでしょうか。
■タンパク質は「絶対量」で考える!
CPF比という概念を考えた場合、それぞれの栄養素の「バランス」について計算することになります。しかし各種ビタミンのバランスなどと違って、3大栄養素の場合はバランスよりも、むしろそれぞれの「絶対量」について考えることがポイントとなります。
炭水化物は主にエネルギー源、タンパク質は身体の構成物質、脂肪はエネルギー源であるとともにエイコサノイドの材料となる。こういった役割を考えると、それぞれのバランスを考えるのではなく、それぞれの役割を果たすために、どれだけの「量」がそれぞれ必要になるかのほうが重要になるのです。