「今、情報弱者が狙われる!」~日本の金融機関は信用できるところがない?!~俣野成敏の『トップ1%の人だけが知っている「お金の真実」』実践編 Vol. 104

 こんばんは。俣野成敏(またのなるとし)です。

 最近、巷で“情報弱者”という言葉を時々、耳にします。もとは「震災等が起きてインフラが断絶した結果、正しい情報にアクセスできなくなる状態」や「お年寄りが団地などに取り残されて、情報が入ってこなくなる状態」などのことを指していたようです。ここから転じて、「自分が不利になる情報しかつかめない人」のことや、「情報に踊らされ搾取されてしまう人」などのことを情報弱者と呼ぶようになりました。

 今、言葉が一人歩きし、人々は必要以上に自分が情報弱者になることを恐れているような風潮があります。中には「自分は情報弱者じゃない」ことをアピールするために、自分より弱い者を攻撃するような人もいます。しかし、先に答えを言ってしまうと、私たちは基本的には皆、情報弱者です。つまりここからがスタートであって、自分で意識してこの状態から抜け出そうとしない限り、情報強者にはなれない、ということです。

★俣野成敏の『トップ1%の人だけが知っている「お金の真実」』実践編

【Vol.104『情報弱者』目次】

〔1〕本文:「今、情報弱者が狙われる!」〜日本の金融機関は信用できるところがない?!〜

1、あなたが“情報弱者”になったわけ

 ◎“情報弱者”とは何か?

 ◎なぜ、日本の金融機関の商品を買うと得できないのか?

2、あなたが“情報強者”になる方法

 ◎情報強者になるための3つのポイント

 ◎大量に情報を仕分けし、目利き力を養う

3、「ムダを省くためには、どれがムダなのかを知らなければならない」

〔2〕次回予告(予定):「仕事のやる気が出ない時はどうする?」〜モチベーションゼロでもデキるビジネスマンになれる?!〜

〔3〕編集後記: IMS事務局 事務所移転のお知らせ

〔4〕今後の特集スケジュール: 2018年8月〜9月予定

◆〔1〕本文:

「今、情報弱者が狙われる!」〜日本の金融機関は信用できるところがない?!〜

 さて。今回は「情報強者になる方法」特集をお送りします。強者と言うと、いかにも強そうなイメージを与えますが、要は「自分の身を守れる人」のことです。これは私が金融の専門家とともに運営しているマネースクールの目指しているところでもあります。

 本特集の執筆目的は、読者の方が「世の中に大量に散乱している情報の中からムダなものを排除し、必要な情報を見つけ出せる能力を身につけること」にあります。「見つける」よりも、「排除できる」ことがポイントです。

■1、あなたが“情報弱者”になったわけ

 当然のことですが、生まれた時から情報強者だった人など、この世にはいません。誰もが情報弱者からスタートしている点では同じ、ということです。ならばどうして、そこから情報強者と弱者に分かれていってしまうのでしょうか?

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