グルテンフリーとダイエットの関係は

※この記事は、メールマガジン『-エビデンスによる最新ボディメイク-【博士のダイエット&バルクアップ研究所】』2013年11月1日発行号からの抜粋です。

http://www.mag2.com/m/0001493970.html

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「小麦を食べるな」という挑発的なタイトルの書籍が和訳されるようになり、欧米人に比べれば少ないはずの「グルテンアレルギー」が、日本でも話題にのぼるようになりました。グルテンと言えば、私たちにとってもっとも馴染みの深いものが「麩」です。またウドンのコシや、パンの膨らみもグルテンの働きに拠るところが大きいと言えます。

グルテンが問題視されたのは、「セリアック病」という自己免疫疾患が端緒となります。セリアック病の場合、小腸の粘膜がグルテンの刺激によって炎症を引き起こし、粘膜が破壊されることによって、腹部の膨満感や下痢などが起こります。そして小腸粘膜が破壊されることで栄養素の吸収が悪くなるため、体重の減少や貧血、骨粗鬆症、疲労感などが起こり、悪くすると死に至ります。



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