【ラーメン官僚かずあっきぃの麺遊記】中華そばあの小宮

中華そばあの小宮@都立大学にて、中華そば。

8月11日にオープンしたばかりの新店。

千駄木に本店を構える一大ブランド『つけ麺TETSU』の創業者である小宮氏の弟子が、同氏へのリスペクトを込めて、同氏の名を屋号に冠した店舗をオープン。

8月11日は折しも、小宮氏が千駄木の地で本店を開業したその日に当たる。

いわば、メモリアルデイ(記念日)であり、その日をオープン日に選んだのも粋な計らい。

オープン前に店前に到着。店を開ける5分ほど前からシャッター待ちの客が現れ始め、オープン時には10名程度の列になっていた。

オーダーしたのは、基本メニューである「中華そば」。待ち時間5分程度でメニューが卓上に到着。

スープは、煮干しのうま味を程良く利かせた淡麗醤油。

これまで、小宮氏のラーメンと言えば、どこか一点を突出させ、食べ手に印象を形成させるタイプのものが多かったが、今回、第一に考えられているのは、素材間のバランスを取ること。

確かに「きみはん」など、既存ブランドのそれとは異なり、煮干しが独走することなく、豚骨・豚肉・鶏ガラと仲良く共存している。

中盤以降、魚介の滋味の深奥が徐々に姿を現してくる。

なるほど!、これは美味い。

必ずや、都立大学駅前の新しい顔になることだろう。