1. 「健康づくりは生活習慣から」「健康づくりは薬から」あなたはどっち派?
こんにちは。
ダイエットアカデミー代表の上野です。
先週、横浜で講演をしてきました。今回の会場は病院です。
参加者は全員看護師や病院関係者でした。
多くの人は、健康になるために医師に聞いたり、病院に行くなどして医療に頼りがちですが、残念ながら健康になるのに医師や医療はほとんど役に立ちません。
なぜなら、日本の医師が関心を抱いているのは、あくまでも病気を見つけたり、どう治療するかを考えたりすることだからです。
「病気を診ずして、病人を診よ」という医師に対する格言があるのですが、病気の専門家だけに、どうしても人よりも病気のほうに気をとられがちになるのです。
どうかすると、ちゃんと検査もせずに、「この患者さんにはこの薬がいい」という診察するだけの医師が多いのも事実です。
現在の大学の医学部では、病気の原因についての教育や研究よりも、治療法に関する教育や研究が優先されています。
また、食事と病気とは「関係ない」という考えが根本にあるため、栄養学について学ぶことはあっても、健康的な食事について医学部で学ぶことはありません。
ただし、誤解しないでいただきたいのは、「薬は絶対にダメ」だとか、「病院に行ってはいけません」と言っているのではありません。
病気になったら病院に行き、きちんと診断してもらって、症状を緩和するための薬が必要なことももちろんあります。
また現代医学の進歩でもたらされたさまざまな新しい治療法や、手術法を駆使して、昔なら助からなかった人たちの多くが助かっているのも事実です。
しかし、薬で健康になることはありませんし、薬はあくまでも対処療法に過ぎません!
ということを知って欲しいのです。
薬を飲んでいる人で健康な人はいないですからね。
実際に慢性的な病気(疲労感、便秘、冷え性、生理痛、花粉症、肩こり、腰痛、むくみなど)を、外科的な病気と同じ理論で同じように治そうとしても、むずかしい場合が多いということは否定できません。
これらの病気になる原因はさまざまありますが、体内環境を整えることはもちろん、睡眠やメンタルの改善も重要になってきます。
ここ数年、「美腸」という言葉がはやり、腸内環境を整えることの注目度が上がってきていますが、それだけでは本当の健康は手に入りません。
どんなに腸内を綺麗にしても睡眠の質が悪かったり、睡眠不足だったりすると、体調不良になってしまいますからね。
残念ながら「これだけをやっておけばいい!」という健康法はないのです。
面倒かもしれませんが、睡眠、食事、メンタル、ライフスタイルの4つをバランスよく向上させていくことが、真の健康へと繋がるのです。
2.効率の良い生き方が好き
「上野さんでも地下鉄に乗るんですね」
先日、驚いたようにこう言われました。
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【今週の目次】
1.「健康づくりは生活習慣から」「健康づくりは薬から」あなたはどっち派?
2.効率の良い生き方が好き
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