NO.7 時間と成果のマネジメント~多忙の原因はやり過ぎにあった~

こんにちは。

ダイエットアカデミー代表の上野啓樹です。

僕はこれまで沢山の上場企業の社長や一流の経営者やビジネスマンをクライアントにもち、時には食事やお酒もご一緒させていただいてきましたが、成功している人や一流と呼ばれている人には共通点が多いなと気づきました。それがビジネスに対する取り組み方や思考もそうですが、ライフスタイルや趣味の時間の過ごし方にも表れています。

そこで今日は、出来るオトコのライフスタイルや思考術についてお話しますので、参考にしていただけたらと思います。

時間に対する感覚が人とは違う

先ず「時間」についてですが、皆さん時間をとても大切にしているし、時間に対する意識が”貪欲”です。たとえ1分でも決して無駄にはしません。

電車の中や信号待ち、タクシーで移動中でもボーっとすることはないのはもちろんですし、もしボーっとするにしても意図的(一旦脳を休めるため)に時間を決めてやっています。

中には「お酒を飲むと思考がストップするので(時間を無駄にするので)お酒を止めた」という経営者もいます。またゴルフに行くと1日近く潰れるので、早朝ゴルフしか行かないという方もいます。

余談ですが、僕は10分の仮眠を取るためにタクシーに乗ります。電車やバスだと寝過ごすけど、タクシーだと絶対に起こしてくれるので安心です。

仮眠をした後は脳もスッキリしてリフレッシュできるので、仮眠する時間を取れない時にはよく使います。確かにお金は余分にかかりますが、タクシーで10分の料金であれば仮眠をした後にハイパフォーマンスをすれば取り戻せる金額なので、そこはコンディションを最優先した「自己投資」だと捉えています。

成功している人はみな、時間に対して長期的な視野持ちながらも、1分という短い時間で何ができるか?を同時に考えています。それには今日1日をいかに有効かつ効率的に過ごすかという視点が必要で、その積み重ねが数年後には大きな差を生み出し結果に繋がっているのです。このような考えを持って行動しているので、朝目が覚めた時から無理なく自然と前向きに1日をスタートできます。

お酒を飲むにしても二日酔いになるまで飲みませんし、翌日に疲れを残すような1日の過ごし方をしません。朝起きて「は~今日も仕事か~」といった感覚はありませんし、通勤途中に眠ったりボーっとすることもありません。

また、1日を通して“自分が最も集中できる時間帯”というのを把握している共通点もあります。午前中、日中、夕方と自分の能力を最大限活かせる時間帯に合わせて1日のスケジュールを組み立てています。これも「時間を無駄にしたくない」「どうやったら効率よく時間を使えるか?」という前提があるからこの考え方に至るのです。

少し見方を変えると「自分で自分をノセる」ことが出来るのです。ダラダラと仕事はしませんし、集中力が低下していると感じたら一旦その場から離れて散歩をしたりストレッチをしてリフレッシュします。また、ランチ後は眠くなるからメールの返信など簡単な仕事に時間をつかいます。

残業に関しても「残業は悪だ!」とまではいかないにしても「残業している人は仕事ができない」という考え方はあります。だいたい残業している人は朝起きるのが遅く、出社もギリギリというケースが多いですし、残業する余力があるのは日中の仕事パフォーマンスが低いはずです。1日8時間以上の仕事をしても集中力がもつわけもないので、短時間で効率よくハイパフォーマンスできるよう集中して仕事をしています。

最も取り組みやすく且つ効率よく時間を使うために「朝起きて1時間は携帯電話やパソコンを見ない」という方法はオススメです。朝起きてからの1時間は最も集中できる時間帯なのにメールチェックをしたら「早く返信をしなければ」という心理が働き、集中を妨げてしまうからです。仕事をするつもりでパソコンを開いたのに気がついたらネットサーフィンしていた……なんてことも防げるので、緊急な用事でもない限り、朝起きて1時間は携帯電話やパソコンは見ない!というのをやってみると良いですよ。

成功している人の真似をするのが一番の近道ですし、有効的な時間のつかい方はお金もかからず誰でもできるので、是非やってみてくださいね。

成果にこだわる意識が高い

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