【ラーメン官僚かずあっきぃの麺遊記】肉そば鶏中華最上川

肉そば鶏中華最上川@新橋にて、鶏中華(冷)。

9月11日にオープンした新店。

各線新橋駅から徒歩5分程度。外堀通り沿いに出現。提供するのは、山形県・河北町のご当地麺だ。

最近、首都圏では、地道ではあるが着実に山形県のご当地麺を出す店舗が増えてきている。

さて、私が注文させていただいたのは「鶏中華」。スープが暖かいタイプと常温であるタイプの2種類からチョイスすることが可能。

後者の常温タイプを選択することにした。

待ち時間5分程度。

カウンター上に到着した「鶏中華(冷)」は、和味豊かなスープが実に印象的。

芳醇な昆布のうま味をたっぷりと湛えた出汁がベースとなり、タレよりも出汁がメインを張る構成。

昆布のほか、節、鶏、ドンコなども用いており、口の中で2、3段階変化する複層的な味わいが、食べ手に舌鼓を打たせる。

山形直送の中華麺は瑞々しい麺肌を持ち合わせ、スープを過不足なく持ち上げ、口元へと運び込む。

総じて、本場の味をアレンジしながらも上手く再現できていると言えるだろう。

コリコリっとした親鶏(老鶏)の肉が載るのは、鶏中華のお約束。

うん、これは美味い!

スープが常温であることも相まって、ものの3分足らずで完食。

新橋駅からアクセスしやすい場所にあり、かつ、営業時間も長めなので、知っておいて決して損はしないだろう。

是非、足を運んでみてほしい。