【ラーメン官僚かずあっきぃの麺遊記】中華そば麦萬

中華そば麦萬@富士見台にて、中華そば。

11月25日にオープンしたばかりの新店。西武池袋線の駅の中でも富士見台駅に降り立ったことはなかったかも。

考えてみれば、都内の鉄道駅だけを採り上げても、乗降したことすらない駅が、まだまだある。

ラーメン食べ歩き歴20年以上で、その体たらくとは。

自分自身の未熟を猛省するしかない。

さて、同店の店主は、都内を代表する人気店のひとつである『七彩八丁堀店』で修業を重ねた末に独立。

経験則から言っても、『七彩』出身の店舗は提供するラーメンのクオリティが高く、新店の中でも最優先で足を運ぶべきカテゴリーに属する。

さて、私も、もちろん、いそいそと訪問。

店舗のロケーションは、富士見台駅から徒歩3分弱。立地面では、かなり有利な部類に属すると考えて差し支えないだろう。

基本メニューである「中華そば」を注文。

オペレーションは実にスムーズで、待ち時間3分程度で「中華そば」が着丼。

まずはひと言、これは美味い。文句なしに美味い。

しかも、スープの味が、ありそうでなかなかないものであり、食べていてワクワクする。

序盤は、煮干しが前面に押し出されるが、中盤以降は、選手交代。

甘辛いカエシがうま味の軸と化す。

予想に反して修業元とは異なる系統の味だったが、麺の印象も非常に良好。

特に、数多くのラーメンを食べてきたマニア層には、ストライクど真ん中の1杯ではないだろうか。

一心不乱に麺とスープを啜り上げ、一気に完食。

ごちそうさまでした。うん、これはレベル高いわ。

チャーシューの色目が美しく、これは今流行りのインスタ映えもしそう(笑)。

未食の方は是非、一度足を運んでみてもらいたい。