頭がよくなるにはどうしたらいいの? 読者の質問に答えて 1 『熱血!中村修二ゼミナール』夢のみつけ方(第31回)

読者の質問に答えて ①



Q. 先生のように頭が良くなるにはどうしたらいいのですか。

「頭が良い」の3種類

 私は「頭が良い、悪い」には3種類の区別があると思います。中高生のみなさんは分からないと思いますが、高校まで頭が良い人が、その後もずっと頭が良いとは限りません。社会に出ると案外凡人だったり、かえって「あいつは頭が悪い」とか「使いものにならない」と言われる元秀才がたくさんいるのです。

 それは、彼らが急にバカになったり、勉強を怠けたりするからではないのです。「頭が良い、悪い」を評価するモノサシが変わるのです。ここが大切なところです。

 高校が終わるまで「頭が良い、悪い」は、テストや入試の成績で決まります。そして、そのモノサシは記憶力や問題の処理能力、中でもそのスピードです。ところが、高校を卒業するとモノサシが変わるのです。

 みなさんは同じ歴史や地理のテストで、満点を取るような友だちがいたら驚くでしょう。東大の数学の超難問をスラスラと解く人を天才とうらやむでしょう。生まれてから高校を卒業するまでは、彼らが頭が良い人です。

 でも、東大生に「頭が良いと思う人を挙げて下さい」と言うと、東大教授の名前は出て来なくて、もっぱらバラエティ番組の司会をやっているお笑い芸人だったりしますよね。中学入試や高校入試で出たことがクイズの問題になったら、お笑い芸人は「ボケ」に見えますが、間違った答えを突っ込まれた時に見事な切り返しをするのを見ると、まさに「タレント(才能)」だと尊敬します。

 このように「頭が良い、悪い」は時と場所によって変わるのです。そして幸か不幸か、みなさんが優越感と劣等感に苛まれる元になっている学校のテストや受験での偏差値は、高校卒業とともにガラッと変わってしまって、その後の人生ではメインのモノサシではなくなってしまうのです。

 東大の超難問ウルトラクイズの王者になった人が……

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