【ラーメン官僚かずあっきぃの麺遊記】支那そば大和

支那そば大和@稲荷町にて、肉ワンタン麺(白黒ミックス)。

本年3月28日、メトロ銀座線稲荷町駅から徒歩2分程度の場所にオープンした新店。

ロケーションは、上野と浅草を結ぶ浅草通り沿い。並べば通行客から注目を浴びる好立地だ。

オープン前に店前に到着したが、開店5分前の段階で既に10名程度の並びあり。

同店の店主は、都内屈指のたんたん亭系の実力店『八雲』のご出身。このため、ラーメンフリークからの注目度も高く、快調な滑り出しを見せているようだ。

肉ワンタン麺をミックススープでいただいた。

「ミックス」とは、白出汁と黒出汁を掛け合わせたスープが堪能できる1杯。

黒出汁由来のコク(深み)と白出汁由来の膨らみ(広がり)を兼ね備えたうま味は、やはり最強!一分の隙もない。

このうま味を完璧に表現できる『八雲』が名店と呼ばれるだけのことはある。

口の中で転がせば転がすほど、甘辛い出汁が五感を心地好く刺激し、食べ手を官能の境地へと誘う。

いやあ、それにしても稲荷町界隈のレベルは上がったなあ。

ひと昔前を知る者からすれば隔世の感がある。