
ハーバードで中絶を学ぶPart2 ―アメリカの二項対立、日本の連続性 『ハーバード留学記Vol.17』 山口真由
前回は、アメリカの二項対立分化が最も如実に表れた中絶について書いた。そして、そんなアメリカの二項対立分化ではなくて、日本は連続性の中で物事を捉えており、そしてそれは実は最先端の可能性を秘めていると書いた。 さて、今回は連続性の中で物事を捉える日本の哲学、そしてその可能性について詳しく見ていこう。1. 「白黒つけたがるアメリカ」と「グレーをグレーのまま受容する日本」 この「白黒つ...
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