大原さんちの九州ダイナミック 創刊号





vol.001(2012.1.27)

目次

ラナウェイ九州

今週の子ども

東京濃い店アジる店

ひらきなおって行こう!

Q&A!





移住のわけ その1

ついこの間、次男・レイをネタに『大原さんちの2才児をあまくみてました』を書いたと思っていたんだけど、そのレイも4月から1年生にあがる。長男・タケは3年生に。

当時の大原家は、驚くほど狭いマンション住まい。

そこに仕事用のパソコン&周辺機器×二人分(私とダンナさんの)。

そして何より、結婚当初から東京直下型地震に怯えまくっていたダンナさんが

『寝室には布団以外何も置かない!』

というポリシーを押し通し、結果寝室以外の部屋はすれ違うことも困難なほどの家具過密状態に。

子ども二人分の勉強スペースなど作れるはずもない…。

そんなわけで、冬の間に引っ越ししてしまおう! とばかりに同じ町内の若干広めのマンションに転居。これが2011年2月11日のこと。

それから一カ月。ようやく生活が落ち着き始めたところ…

東日本大震災に遭遇!

さらに、福島第一原発3号機が水素爆発。

その爆発とほぼ同時に、病的ともいえる心配性、潔癖症を伴う様々な恐怖症を抱えるダンナさんのアンテナが過剰反応を引き起こす。

緊急地震速報の警告音のたびに家族全員にヘルメットをかぶせ、いつでも外へ逃げられるように上着も着せ、机の下へ避難させる。

さらに、途切れることのない警告音に対して、ついに一家4人が食卓の下で生活を始めるという不思議な状況に陥ってしまう。

せっかく広めの家に引っ越したというのに……。

この時点でダンナさんの奇行に心が蝕まれていた私。さらに──

ネットを駆使してネガティブな情報を拾い集め、次々に報告してくるダンナさん。

そして、収まることのない余震についにダンナさんが

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