【ラーメン官僚かずあっきぃの麺遊記】中華そば笑歩

中華そば笑歩@綱島にて、中華そば。

本年2月1日、惜しまれながら閉店した『もりの中華そば』の跡地にオープンした新店。

店主は、『もりの中華そば』と同様、都内の名店『多賀野』の出身。

そんな血筋の良さも相まって、『笑歩』の滑り出しは上々。オープンしたばかりであるにもかかわらず、既に堂々たる行列店の仲間入りを果たしていた。

訪問時、店外に並んでいる行列客の数は10名程度。待ち時間30分程度で入店。

基本メニューである「中華そば」を注文。

注文してから品が登場するまでの所要時間は、約5分程度。

待望の「中華そば」は、正統派のビジュアルを持ち、麺・スープの作り込みが緻密で丁寧な、典型的な『多賀野』スタイル。

スープは、しっかりと分厚い鶏のコクを土台としながら、節系・煮干しの風味をフワリと立たせた「出汁で食べさせる」タイプ。

このスープに合わせる麺は、全粒粉で和風味を演出したストレート仕様。

総じて、修業元のテイストを綺麗に受け継いだ感のある1杯であり、完成度は、オープン直後の新店とは思えないほど高い。

「中華そば」でこの水準がキープできているのであれば、「つけそば」にも相当な期待が持てそう。

次回、足を運んだ際には「つけそば」を味わってみようと思う。

美味かった。ごちそうさまでした!