【ラーメン官僚かずあっきぃの麺遊記】Ramen Free Birds

Ramen Free Birds@本郷台にて、醤油ラーメン。

6月20日に本郷台の地にオープンした新店。

JR根岸線沿線の中でも、本郷台と港南台はラーメン店が殆ど存在しない過疎エリアとして知られる。

よって、本郷台に新たにラーメン店が誕生するのは、非常にレアなことだ。私もラーメンを食べるために本郷台駅に降り立ったのは、今回が初めて。それ位の過疎地帯だ(笑)。

さて、同店の店主は、神奈川の実力店『支那そばや』のご出身。

神奈川淡麗系の礎を築いた名店で修業されたこともあり、特にラーメン好きからの注目度が高く、オープン直後から、期待の新店として数多くの先行者が足を運んでいたところ。

私の訪問時は、たまたまタイミングが良かったのか、店内には先客なし。

「塩ラーメン」と少し迷ったが、基本メニューと思しき「醤油ラーメン」を注文することに決めた。

待ち時間5分程度。

少し前に取り沙汰されていたオペレーションの難も特段見当たらず、スムーズに注文の品が到着。

名古屋コーチン、昆布等を駆使したスープは、意外にもバランス型で老若男女を問わない味わい。そう言えば、修業元の「醤油」も、どちらかと言えばバランスの良さで食べさせるタイプだったような。

修業元で培った技術を真摯に表現した1杯という印象であり、個人的には若干の物足りなさは感じたものの、新店としては十分。

余裕で合格点を与えられる出来映えだ。

麺は、神奈川淡麗系ならではの柔め仕様であり、こちらも修業元の仕様を忠実に踏襲。

今後、作ることにこなれ個性が出せるようになったら、格段に面白くなるのではないかと思う。

ペロリと完食。どうも、ごちそうさまでした!