すみれ横浜店@桜木町(野毛)にて、味噌＆チャーハン。

本年２月13日にオープンしたばかりの新店。

ご存じの方も多いとは思うが『すみれ』は、札幌中の島に本店を構える、札幌味噌ラーメンの名店だ。

ここで少し同店に纏わる経緯を(関東圏目線で(笑))。

2018年12月、長年の間『ラーメン博物館@新横浜』に出店し多大な貢献を成していた『すみれ』が、同館を卒業。それからしばらくの間(２ヶ月程度だが)は、暖簾分け店舗こそ存在するものの、関東圏に『すみれ』自体は存在しなかった状況。

そんな『すみれ』が、今般、待望の復活を遂げたのだ。しかも、席数等が大幅にパワーアップした路面店として。

なお、店舗のロケーションは、各線桜木町駅から徒歩７分程度。野毛の飲食店街の只中に佇む。真新しい赤の暖簾が、目に眩しい。

訪問時、行列客は15名程度。ただ、店内の席数が多く、厨房のオペレーションも新店とは思えないほど良好だったため、それほど待つことなく入店することができた。

券売機で「味噌」と「チャーハン」の食券を購入し、カウンター席に着席。

待ち時間10分弱で、注文の品が完成。

「あ！これはコンディションが良い時の『すみれ味噌』の色合いだ」と思いつつ、まずはスープをひと啜り。

スープの表面にラード油が分厚い層を形成し、ファーストアタックは『すみれ』らしい熱々。

ジューシーな挽き肉、甘み豊かな玉ネギとスープの風味をキリリと引き締める生姜の存在は、同店でも健在。

それらの素材が、舌の上で味噌と渾然一体と化し、圧倒的な物量のうま味を生む仕様も、従前と何ら変わることがない。

このスープに合わせる麺は、札幌『西山製麺』製の中太縮れ。

いやあ、これは美味い！何度いただいても、感動モノだわ。

個人的な印象を申し上げれば、むしろ、ラーメン博物館に出店していた頃、特に後期よりも、数段階はレベルアップしているような気がした。

フルポーションでしか提供されない(笑)「チャーハン」の完成度も中々のもの。

次回は是非、「塩」を戴いてみたい。

ごちそうさまでした！