味のなかむら@三島田町にて、ラーメン&ギョウザ。
約10年前(静岡のラーメン店攻略最初期の頃)に一度足を運んで以来、2度目の訪問。
ロケーションは、伊豆箱根鉄道駿豆線の三島田町駅から徒歩5分弱。駅から店舗までの道のりは、一度歩いた経験があったので慣れたもの。
やはり、経験があるのとないのとでは大違いだ。
オープン前に店前に到着し、開店を待つ。開店時刻ちょうどに、女将さんによって暖簾が掲げられ営業開始。
久しぶりの訪問だったので、基本メニューである「ラーメン」を注文。
待ち時間5分程度で注文の品が完成。
一般論として、その日の営業「最初」の提供となれば、厨房周りの環境等もあって若干、余分な時間が掛かりがちなのだが、さすがは歴戦のベテラン。『なかむら』に関しては、そのようなことは全くなかった。
さて、提供された1杯を丁寧に撮影し、まずはスープから実食。
うん、これは美味い、美味過ぎる!!
前回訪問時から約10年の歳月が経ち、ラーメンに対する経験値が上がったのだろう。今回の1杯は、前回よりも格段に高水準だと感じる。
豊かなコクを持ち合わせたカエシ、動物系素材(特に豚)の味覚への侵襲の仕方など、まさに脱帽もののレベルの高さだ。
よくよく吟味してみれば、そこはかとなく「小田原ラーメン」のニュアンスを感じるが、私の錯覚だろうか。
麺、餃子の出来の良さも際立っている。
スープとの相性が絶妙の極みに達している麺もさることながら、こちらの餃子は「これを食べなければ未食と看做されても致し方ないほど」の逸品。
餡の構成、餃子に付着するうま味の質、皮の食感共々、一流の名に値するのではないかと思う。
餃子に関しては門外漢だが、特筆すべき事項だと感じたので敢えて行数を割いた。
もちろん、ラーメン、餃子ともに瞬く間に完食。ごちそうさまでした。
大切なことなので繰り返すが、とても美味かった!