【ラーメン官僚かずあっきぃの麺遊記】中華堂

中華堂@保土ヶ谷にて、支那そば。

保土ヶ谷駅近辺は、以前からラーメン店が少ないのではないかという印象を抱いており、なんと、これまで駅に降り立ったことがなかった私。

ところが今般、その判断が大きな誤りだったことに気付かされた。

同駅周辺のラーメン店をリサーチしていて、どうも気になると思って足を運んだのがこちらの『中華堂』だったのだが、これが大当たり。

店舗のロケーションは、保土ヶ谷駅から徒歩5分程度。

知らずに歩いていたら通り過ぎてしまいそうなこぢんまりとした佇まいだが、店内滞在中もお客さんが次々と舞い込んでくる。

麺メニューの以外の品も豊富に揃え、しかも、そのいずれもがコストパフォーマンスが非常に良いことも相まって、聞きしに勝る盛況ぶりだ。

基本メニューである「支那そば」を注文させていただいた。

待ち時間3分程度で登場した「支那そば」は、麺肌滑らかな細ストレート麺が、淡いうま味を湛えた清湯スープを絶妙な塩梅で持ち上げる逸品。

過度に自己主張しないスープから漂う気品、少し口元に力を入れればツルンと滑り込む麺の繊細な質感。

これだけ高いクオリティをキープしながら、価格はたったの580円。改めて、実地に足を運ぶことの大切さを実感させられた次第だ。

ラーメン専門店ではないので、どうしてもラーメンフリークの目には留まりにくいが、これは、足を運ばなければ大損するレベル。

未食の方は是非、横須賀線に乗り込み保土ヶ谷まで足を運んでいただきたい。