みなさん。はじめまして。
インバスケット研究所の鳥原隆志です。
本日よりmineでも記事を書かせていただくことになりました。
どうぞよろしくお願いします。
まずはじめに私の自己紹介をさせてください。
私は44歳、株式会社インバスケット研究所という会社の代表取締役をさせていただいています。
インバスケットという言葉を聞かれた方もいるかもしれません。インバスケットは主に管理職や経営者向けの教育ツールです。ひと昔までは昇格試験で使われており、この言葉を聞いただけでもアレルギーを起こす方もいたほどです。
しかし、今はテストというより教育ツールとして注目を浴びており、当社の教材だけでも年間3万名から4万名の方がトレーニングをされているようです。
私はこのツールを研究し、教育用として改良して、自分自身が講師として講義をさせていただいています。数えると受講された方の数は1万2000名を超えたようです。
最も、一番苦しい講義だとか、人生で一番傷ついた講義だとか言われているのは本人も知っています。
この前は、テレコムセンタービルのトイレの中で「その節はお世話になりました」とかっての受講生の方とばったり会い、「いやあ、ボロボロにさせられました」と笑いながら話しかけられました。
実はこれは私自身が意地悪で性格が悪いせいもあるかもしれませんが、実は、傷つきの原因の大半は、インバスケットの力なのです。
インバスケットはビジネスシュミレーションゲームで、架空の立場になり、限られた時間の中で、多くの案件を処理しなければならないという設定になっています。
このゲームを通じて、日ごろの仕事の進め方や、判断のパターン、問題解決の手順などを見つめ直し、どのような過程に課題があるのかを見つけるのです。
私自身もこのインバスケットで人生が大きく変わりました。
私はインバスケットを昇格試験で受験した一人です。噂で「判断力」「優先順位設定」「問題解決」「部下指導」などが試されるテストだと聞いていました。
”すべて自分の得意な分野じゃん”私はそう感じました。
ところが実際のインバスケットを受けて、自分のあいまいな判断や、すべてをやろうとしているがゆえにすべて中途半端に終わっている仕事の進め方・・・このように、本当の自分の仕事力をまざまざと見せつけられたのです。
それから、自分の仕事力、マネジメント力を上げるためにインバスケットと1万時間以上トレーニングし、ついには自分で問題を作りはじめ、そして30名ほどの組織として、インバスケットを専門に開発する会社を立ち上げる結果になりました。
私はこのmineで、主に30代から40代の仕事をされている方で、”本当の仕事って何だろう”と感じられている方に”傷つき”・・・いや、気づきを持っていただける記事を書いていこうと思います。
30代、40代は仕事の人生です。だからこそ、本当の仕事についてご一緒に考えて行きたいと考えています。私がお伝えする本当の仕事とは「今より楽して、目標を達成する」仕事です。この本当の仕事を実践すれば、プライベートも充実します。
仕事を家に持って帰ることもなくなりますし、休みの日に仕事を考えることもなくなるでしょう。定刻に帰って、夜は別の勉強に時間を割くことが出来るようにもなります。そしてなにより、あなた自身が本当にやりたかったことを実現できる・・・
そんなお手伝いが出来れば何よりです。
これからどうぞお付き合いください。
鳥原隆志