汁なし担担麺くにまつ人形町店@人形町にて、汁なし担担麺2辛セット。
本年2月19日にオープンした、『くにまつ@広島市』の都内進出第2号店。
ロケーションは、各線人形町駅から徒歩4分程度。
思えば、都内進出1号店の『神保町店』では、オープン当初、使い捨ての容器でラーメンを提供していたなあ。
(ちなみに現在は『神保町店』でも、通常の丼で提供するようになっている。)
あれはあれで何とも言えない趣があったとは思うが、個人的には、折角お店の中で戴くのだから、キチンとした容器に入ったラーメンを提供していただいた方が嬉しいかな。
その点、こちらの『人形町店』では、オープン当初から、広島の『くにまつ』で使われている丼を採用。
「そうそう、『くにまつ』の汁なし担々麺と言えば、この木の葉型の丼がトレードマーク。この容器が使われていない『くにまつ』なんて、『くにまつ』じゃない!」というのは、ちょっと言い過ぎか(笑)。
さて、訪問時、店内には先客が1名。
オープンしたばかりで、まだまだ存在が認知されていないものと思われる。
単品の「汁なし担担麺」に温玉&ライスが加わった「汁なし担担麺セット」を辛さランク「2辛」で注文。
スタッフの手際は鮮やか、かつ、手慣れており、待ち時間3分程度で注文の品が完成。卓上に供された。
辛みは、2辛でも適度な塩梅。
クオリティが高いソースのうま味が、辛みにマスキングされることなく十分に感じられ、なおかつ、花山椒のピリッとした刺激も絶妙なさじ加減。
ラー油、豆板醤ともに、辛みよりもうま味と香りを引き立たせた仕様になっている。これが、同店の1杯が広島で大ブレイクしている大きな理由のひとつだと、私は思う。
甜麺醤の奥深いうま味がタップリと沁み込んだ挽き肉も、箸を持つ手が止められない水準の高さ。
残ったスープにご飯を投入する前から「早く麺を食べ切って、締めのメシ割りを試してみたい!」と思わせるだけの引きの強さもある。
気が付けば、眼前の容器から全ての内容物が消滅していた。
うん、何回戴いても『くにまつ』の汁なしは美味いと感じるなあ。
絶対に外すことがない、安心の1杯だ。