【ラーメン官僚かずあっきぃの麺遊記】中華そば136

中華そば136@東松山にて、中華そば(大油)。

本年4月18日、東武東上線・東松山駅から徒歩15分程度の場所にオープンした新店。

店主は『ぎと家@武里』のご出身。

武里の『ぎと家』と言えば、新潟県のご当地麺のひとつ「燕三条系背脂煮干ラーメン」を本場顔負けの完成度で提供する優良店。実力店『ジャンプ』の2号店としても知られる。

そんな店主が『中華そば136』で繰り出す1杯も、やはり燕三条背脂煮干ラーメン。

訪問時、店の前には既に行列が発生。10分程度店外で待機し入店すると、必ずしも狭くはない店内がみっしりと満席状態。人気の高さを、まざまざと垣間見ることができた。

基本メニューである「中華そば」を「大油(油多め)」でオーダー。

『ぎと家』で培った調理技術&オペレーションは確かなものであり、待ち時間7分程度で、メニューがカウンター上に供された。

さて、まずはスープをひと口。

これは美味い、美味過ぎる!

味の主軸となる部分は、修業元の味わいをしっかりと踏襲。

しかし、それだけではない。

スープを、修業元のそれよりも強く乳化させ、より太めの麺を使用するなど、濃厚&太麺が好まれる東松山エリアの土地柄に合わせたカスタマイズも怠らない。

オープンからまだ日が浅いにもかかわらず、既に自分自身の味をしっかりと確立できているような印象を抱いた。

無我夢中でレンゲと箸を持つ手を動かし続け、一気に完食。ごちそうさまでした。

美味かった!

特に濃厚背脂系がお好きな方は、万難を排して足を運ぶべき実力店だろう。