煮干し中華そば 山形屋@竹ノ塚にて、中華そば。
2019年2月4日にオープンしたばかりの新店。
店舗は、ラーメン店が数店舗入れ替わった跡地。その昔、『ましこ亭』があった場所と言えば、お分かりになる方もいらっしゃるかもしれない。
久しぶりに竹ノ塚駅から歩いてアクセスしたが、それなりに距離があるんだな、と再認識。徒歩10分強といったところか。
さて、私が店頭に到着したのは、20時頃。
訪問時、先客は1名、後客は1名。
立地の関係もあり、行列客が発生するということもあまりなさそう。
同店が提供している麺メニューは、「中華そば」と「チャーシューそば」のみ。
券売機でチケットを購入し、券売機の隣に設置されたチケット箱から、好みに応じて、タレの濃さ(薄口or濃口)、背脂の有無、出汁の種類(あっさりorこってり)を選択する方式。
特に、出汁の種類は、ほぼ煮干出汁オンリーの「あっさり」と、煮干出汁に動物系素材を加えた「こってり」とではテイストが全く変わるので、どちらをチョイスするかによって、印象は全く異なるものとなるだろう。
私は、濃口・背脂アリ・こってりを指定。
山形出身の店主が手掛ける1杯のコンセプトは、酒田と東京のラーメンの長所を掛け合わせたもの。
特に、酒田のラーメンは、店主曰く「『ケンちゃんラーメン』を意識したもの」とのことであり、であれば、選択肢は上記しかあるまい(笑)。
待ち時間5分程度で登場した「中華そば」は、想像どおり、『ケンちゃんラーメン』をかなり忠実にトレースしたテイストとなっており、引きの強いうま味にレンゲを持つ手が止まらない。
ややボソッとした食感が印象的な太麺も『ケンちゃん』の麺そのものではないが、「ケンちゃん風だな」と感じられる程度には似ている。
ボリュームはそれなりにあったが、無我夢中で食べ進め、一気に完食。
うん、これはかなり美味いわ。
次回訪問する機会があるのなら、全く異なるカスタマイズを試してみたい。
ごちそうさまでした!