手打ちらーめん満月@赤羽にて、白味噌ら~めん&揚げぎょうざ。
2019年3月28日付けで、JR赤羽駅の東側(赤羽スズラン通り商店街近傍)から、西側(赤羽駅のロータリー付近)へと移転した、赤羽エリアを代表する名老舗のひとつ。
こちらには、確か、今から約20年以上前、ラーメン食べ歩き駆け出しの頃に足を運んだ記憶あり。
当時はまだ、累計しても「200軒」程度のラーメン店にしか足を運んでいなかった頃だったのではないかと思う。
手打ち麺を用いたラーメンを初めていただいたのが、実はこちらの『満月』で(笑)。
実食経験値が低かったので、率直に申し上げて、良いとも悪いとも感じられなかった。そこのところは、明確に憶えています。
さて、あれから幾星霜の歳月を経て、この度、呆れるほど久方ぶりに、移転後の同店にお邪魔することに。
訪問時、店内はほぼ満席に近い状況。人気があるんだなあ。
カウンター席に着席。
メニューリストに「オススメ!!!」と大書された「白味噌ら~めん」、サイドメニューとして、ラーメン店では中々見掛けない「揚げぎょうざ」をオーダー。
いずれも、完成時の味わいが事前に予測できないタイプ、ということもあり、提供を待つ間のワクワク感も生半可なものではない。
客数が多かったこともあり、注文してから提供までに10分程度の時間を要したが、オペレーションには何の落ち度もなし。むしろ、老舗ならではの要領を得た機敏な動きに、安心感を抱いたほどだ。
ラーメンが完成し、まずはレンゲでズズっとひと啜り。
芳醇極まりない白味噌の甘みが頬を緩ませるスープは、素朴でありながらも口当たりは複層的。啜る回数が増えるにつれ、どんどん体感的なうま味が増幅する、後引く味わい。
スープを力強く持ち上げる手打ち麺も、もちろん、すこぶる好印象。持ち上げるスープの分量、モッチリした食感ともに、素晴らしい!のひと言。
結論。これは美味い、美味過ぎる。
初心者の頃には全く気が付かなかったが、凄まじく完成度が高い1杯だったんだな。
「揚げぎょうざ」の衣のサクサク感も、餃子は素人知識ながら、堪えられない好感触。
あっと言う間に完食し、店を後にした。
次回は、基本メニューを再度いただいてみたい。ごちそうさまでした!