hidemode@本郷三丁目にて、ハイドラーメン&ミニ塩ハンバーガー。
下町・本郷の路地裏に佇むバーガーレストラン。
同店が、メニューのひとつとして提供するラーメンが、今回いただいた「ハイドラーメン」。
メインディッシュのサイドメニューとして、通常の1/4サイズの「ミニ塩ハンバーガー」がオーダーできるのも、ラーメンの食べ手にとっては尋常ならざる事態だ。
私のお目当てはもちろん、ハイドラーメン。で、つい欲が出て、ミニ塩ハンバーガーも注文してしまった次第。
オーダーを受けてからメニューを提供するまでのマスターの動きは、一分の無駄もなく、まさにプロフェッショナルそのもの。
待ち時間3分程度でまず、ミニ塩ハンバーガーが完成。
その後2分程度待っていると、待望の「ハイドラーメン」が登場。
まずは、スープをひと口啜ってみた。
結論から。
これは美味い!思わず、顔が笑みで綻んでしまうほど美味い。端的に申し上げれば、尋常ではない程のレベルの高さだ。
乳白色を呈したスープは一定の粘度を有するクリーミーなタイプだが、このスープの一滴一滴が、まさに頬が落ちそうになる上質なうま味の塊!
スープの深奥に見え隠れする、刺激的な胡椒の存在やバジルソースの風味が、このスープのポテンシャルを更なる高みへと押し上げる役割を全うする。
何度口にしても飽きることはない、異次元の出来映えを誇る傑作だ。
このスープとコンビを組ませているのは、弾力性豊かでパスタライクな麺。それ自体が存在感のある麺であり、スープとガッツリと組み合っても競り負けてはいない。
素晴らしいセンスだ。
麺を通じて、スープが間断なく口元へと運び込まれてくる。このスープのうま味の拡がり具合たるや尋常なものではない。
チャーシューも神水準であり、ひと口啜る度に喜びに悶絶しながら完食。
サイドメニューの塩ハンバーガーも、もちろん一級品。
いやはや、これはとんでもない店が誕生したものだ。
味が良いだけでなく、これまでに口にしたことがないテイストであることも、加点要素。
文句なしにオススメ。間違いない、これは、万難を排してでも足を運ぶべき1軒だ。