【ラーメン官僚かずあっきぃの麺遊記】大橋中華そば

大橋中華そば@滝野にて、中華そば。

兵庫県には「播州ラーメン」という、甘みが強いスープを特徴とするご当地ラーメンが存在する。

「播州ラーメン」を提供している店舗は、兵庫県中部に位置する西脇市を中心に加東市などに点在。

こちらの『大橋中華そば』は、JR加古川線滝野駅から徒歩5分程度のロケーション。

通称「滝野大橋」と呼ばれ、西脇市に鎮座する『西脇大橋ラーメン(通称『西脇大橋』)』と人気を二分する存在だ。

訪問時、店舗の前には20名規模の行列が発生中。行列客の会話に耳を澄ませてみれば、どうやら地元のお客さん以外にも、関東地方からこちらに帰省してきたお客さんなども一定数いるようだ。

待ち時間45分程度でようやく入店。

常連客がこぞって頼んでいた「中華そば(濃口)」にも心惹かれたが、ここで冒険するわけにもいかないので、基本メニューである「中華そば」を注文。

注文後、10分程度で「中華そば」が登場。

他店と比較して、「播州ラーメン」の特徴である甘みこそ控えめだが、麺・カエシのクオリティが極めて高く、箸を持つ手を止めさせない惹きの強さを持ち合わせる。

スープのうま味の出し方、チャーシューの調理の仕方などからも、丁寧な仕事ぶりが垣間見える。

殊更「播州ラーメン」の枠内で考えなくとも、この1杯、ノスラーとしても十分上位クラスに位置するものであり、満足度は極めて高い。

次回は「濃口」をいただきに足を運びたい。

文句なしにオススメできる滝野の至宝だ。