【ラーメン官僚かずあっきぃの麺遊記】和歌山ラーメンまる岡

和歌山ラーメンまる岡@亀有にて、定番ネギラーメン。

本年4月25日、都内屈指のラーメン激戦区・亀有の地にオープンした新店。

店舗の場所は、JR亀有駅から徒歩5分弱。

名店『つけ麺道』が、比較的近傍に軒を構えており、このエリアの選択肢がひとつ増えたことは、特にラーメンマニアにとっては嬉しくないはずがないハナシだろう。

同店の店長は、和歌山市の人気店『まるイ』で研鑽を重ね、今般、同店の店長に就任。

聞くところによれば、この店舗(『まる岡』)のオーナーが大の「和歌山ラーメン」好きとのことで、オーナーの指令の下、本場・和歌山の『まるイ』に弟子入りしたそう。

訪問時、店内はほぼ満席に近い状態。

オープンからまだ日が浅いにも関わらず、既にコアなラーメン好きを中心に、その存在はしっかりと認識されているようだ。

基本メニューである「定番ネギラーメン」の食券を券売機で購入し、店長に手交。

注文してから待ち時間5分程度で、「定番ネギラーメン」が完成。

スープ表面を大量の九条ネギが覆う独特のビジュアルは、まさに修業元譲り。

私に言わせれば、このビジュアルを拝むためだけでも、同店に足を運ぶ価値は十二分にある。

さて、まずはスープをひと啜り。

うん!、これは美味い、美味過ぎる!!

豚の香り&コクをしっかりと表現しながら、カエシの厚みもまた十分。甘じょっぱい醤油ダレが、まさに本場そのもののテイストである点も、特筆すべき加点要素だ。

うま味の引っ掛かりもキチンと構築できており、あくまで個人的な感想であることをご承知置きいただきたいが、ハイレベルな修業元よりもさらに好印象。

ご当地ラーメンとしてのみならず、豚骨醤油ラーメンとして評価したとしても、極めて完成度が高い1杯であり、これは良い店が誕生してくれたものだなあ。

このスープに合わせる麺も、ツルンと滑らかな啜り心地が秀逸。

現状、『麺屋あがら@戸田公園』と並び、この『まる岡』が、都内及びその近郊で食べられる最高峰の和歌山ラーメンを提供していることは、間違いない事実だと思う。

無我夢中になって食べ進め、瞬殺に近い勢いで完食。ごちそうさまでした!

未食の方は是非、今のうちに足を運ばれることを強くオススメしたい。

ちょっとしたキッカケさえあれば、大ブレイクする可能性を秘めた優良店だ。