【ラーメン官僚かずあっきぃの麺遊記】Ramen611

Ramen611@宮寺にて、中華そば&お肉のカレーライス。

本年3月22日にオープンした埼玉県の話題店。

店舗の場所はどの鉄道駅からも相当離れた、まさに「陸の孤島」とでも呼ぶべきロケーション。

このため当初は、車を持っていない私にとってかなり厳しいアプローチになることが予想されたが、実は、西武池袋線・小手指駅で下車し、同駅から出ている路線バスを活用すれば、無理のないアクセスが可能。

同店を車なしで訪れようと試みる際には、必ず押さえておきたいアクセス方法だ。

さて、私もこの方法に従い、小手指駅から路線バスでアクセス。最寄りのバス停から店までの距離は僅かであり、特段の難もなく店頭まで辿り着くことができた。

訪問時、店内は満席で、外待ち客が4名。

10分ほど待機していると店内の席が空き、入店。

基本メニューである「中華そば」と、サイドメニューとして「お肉のカレーライス」を注文することにした。

待ち時間5分程度で、注文の品が登場。

まずは、いつも通り、スープをひと口啜ってみた。

丸鶏&鶏ガラの趣深い滋養味を奥底に湛えたスープは、出汁のみならず、カエシの風味やキレをもしっかりと表現したバランス重視タイプ。

具体的には、カエシには、3種類の醤油を絶妙なバランスでブレンド。醤油に跳ね上がるように軽快なうま味があり、そのうま味が、食味にメリハリとオリジナリティを与える原動力となっている。

このスープに合わせている麺は、このタイプの清湯スープに合わせるにしても、やや線が細く感じられるものであるが、このチョイスが作り手の個性を垣間見せるものであり、個人的にはすこぶる好感。

ラーメンのスープを活用したサイドメニューのカレーの味わいも秀逸で、うん、ラーメン、カレー共々、これは美味いなあ。上出来だわ。

ボリュームも比較的控えめであり、一気に完食。

ごちそうさまでした!

次回、訪問する機会が得られれば、「蛤の塩そば」をいただくことにしたい。