【ラーメン官僚かずあっきぃの麺遊記】太平楽

太平楽@松江にて、ら~めん。

他店に先駆けて10時30分からオープンする、こちらの『太平楽』。

早めに足を運ばないと、オープン直前段階では長蛇の列が発生する。そのことはよく存じていたので、オープン30分前に現地にアクセス。

幸いなことに、一番乗りで入店することができた。

「ら~めん」を注文させていただいた。

まずは結論から。これは美味い、凄まじく美味い!

ネガティヴな話をほとんど聞かない同店の1杯だが、まさに噂に違わぬパーフェクトな味わい。ひと口スープを口にして絶句する。そして、立つ鳥肌。

動物系素材を活用した出汁に甘じょっぱいタレを合わせた清湯スープは、うま味のバランスが神業の領域に到達。

先に麺を丼に投入し、麺の上からスープを注ぎ込む。

ラーメンづくりの工程は極めてざっくばらんに見えるのだが、そのような手順論などどうでも良いと感じてしまうほど、味と纏うオーラは圧倒的だ。

思わず、丼をガシッと手づかみし、スープまで完全に飲み干してしまった。縮れ麺の食感と啜り心地も、これ以上ないほど理想的。

ここまでハイクオリティな1杯が、わずか350円で堪能できる。誰からも文句を付けさせない異次元のコストパフォーマンス。

間違いなく日本屈指のノスラー(ノスタルジックラーメン)であると言えるだろう。今更申し上げるまでもない。この1杯、必食だ。