【ラーメン官僚かずあっきぃの麺遊記】支那そば竹風

支那そば竹風@岡本にて、鶏葱塩らーめん&焼き餃子(3ヶ)。

栃木・県央エリア屈指の人気店。

特に、正月休みで閉店している店舗が多いこの時期は、オープンする10分以上前に並んでおかなければ、時間を取られること必至だ。

まあ、こちらの『竹風』に関しては、到着時に紙に氏名と人数を書いておけば、大丈夫なのだが。(おそらくは、車で来訪する方が多い土地柄を考慮したものと思量)

オープンの15分前に現地にアクセスし、その時点で先客は5名。

よって幸運なことに、待つことなく席に着くことができた次第。

レギュラーメニューのひとつである「鶏葱塩らーめん」を注文することにした。合わせて、サイドメニューとして「焼き餃子」も。

まずは、スープを啜りじっくりと噛み締めてみる。

うん、これはなかなか美味い!

鶏白湯でありながら、濃度をいたずらに高めたり、粘度をやたらと上げたりせず、サラリと仕上げたスープは、関東圏では稀少。

サラッとしたテイストになっていながらも、うま味の質が高く、食べ手が持つレンゲを何度も動かすだけの魅力を兼ね備えている。

量産型であるような雰囲気とは無縁な1杯であり、足を運ぶだけの価値は大いにある。

このスープに合わせている麺の印象も良い。麦の落ち着いた香りを身にまとった良品。

この出来映えであれば、マニアであっても、物足りなさを感じる人は殆どいないだろう。

餃子のクオリティも極めて高く、人気があるのも宜なるかなといったところ。

宇都宮エリアに足を運ばれた際には是非、一度、訪問されることをオススメしたい。