【ラーメン官僚かずあっきぃの麺遊記】貝節麺raik

貝節麺raik@方南町にて、貝節潮そば&〆の貝節ご飯。

本年3月16日にオープンした『Bonito Soup Noodle RAIK』の2ndブランド。

メトロ丸ノ内線方南町駅から徒歩2分弱という至便な場所に新たに店舗を構え、貝系ラーメンの提供を開始。

実は、この「貝節潮そば」は、先日まで1号店において月曜限定で提供されていたものの改良版。

「1号店でお客さんの反応や感想を聞きながら、味をブラッシュアップさせていきました」という。

その結果誕生したのが、現在の「貝節潮そば」。

曜日限定で提供していた頃は、鰹を軸に味を組み立てていたが、うま味の中心を貝へとシフト。

スープをひと口啜れば、貝の滋味が力強く己を主張する。ホンビノス貝、アサリ、ハマグリが三つ巴となり、太いうま味の幹を形成。

貝特有の癖やエグ味は皆無。食べやすいことも、この1杯を語る上で不可欠な要素だ。

残ったスープを「〆の貝節ご飯」に注ぎ込んでいただく「raik風貝茶漬け」も、美味のひと言に尽きる。

スープに含まれる貝とご飯に含まれる貝のうま味とが、ガッチリと手を結ぶ。

文字どおり、箸を持つ手が止まらなくなるレベルの高さだ。未訪問の方は是非、一度足を運んでみていただきたい。