【ラーメン官僚かずあっきぃの麺遊記】下松ラーメン五ッ星

下松ラーメン五ッ星@小川町にて、ラーメン(並)&いなり(2ケ)。

本年4月24日、神田小川町にオープンした新店。

提供するラーメンは、山口県下松市の「牛骨ラーメン」。

「下松牛骨ラーメン」は、鳥取県の倉吉市から米子市に掛けて分布する「鳥取牛骨ラーメン」と並び、全国でも数少ない、牛骨をベースに出汁を採ったご当地ラーメン。

このタイプに属するラーメンは、かつて『ぶち@亀有』で提供されており、下松牛骨が味わえる貴重な店として私も重宝していたが、『ぶち』は閉店し、現在は不在となっていたところ。

そのような状況だったことも相俟って、『五ッ星』は、オープン早々から話題となり、大体夕刻にはスープ切れで終了。

事実上、平日にはアクセス困難な状況と化し、休日の昼の部を使って訪れることとした次第。

(いずれにせよ、同店の営業終了時間は、公式でもかなり早く、大抵の社会人にとって、平日に足を運ぶことは困難。)

「ラーメン(並)」に、サイドメニューとして「いなり」を注文させていただいた。

確かに、これは美味い。

元々、「下松牛骨ラーメン」は本場でも味が良い店舗が数多く存在する「ラーメンとして美味いラーメン」だが、『五ッ星』の1杯のクオリティは、そのアベレージを優に超えている。

地元の味に喩えると、本場下松の名店『紅蘭』に似たニュアンスかな。

切れの良いうま味と、牽引力のある塩味とのコラボレーションで食べさせるタイプだ。

このスープに合わせる麺の啜り心地も秀逸であり、あっと言う間に完食。

サイドメニューの「いなり」も、ソツのない出来映え。

欲を申し上げれば、営業時間がもう少し長くなってくれればガンガン普段使いできるのになあ(笑)。

ごちそうさまでした!