【ラーメン官僚かずあっきぃの麺遊記】ラーメン豚五里羅Ⅲ信州旅情編

ラーメン豚五里羅Ⅲ信州旅情編@篠ノ井にて、小ラーメン。

本年8月、篠ノ井にオープンしたばかりの新店。

より正確には、群馬県高崎市から長野県へと移転した、私にとっては馴染み深い1軒だ。

移転する度に屋号の後ろのローマ数字が増えていく、ありそうでなかった発想が面白い。現在は「Ⅲ」なので、2回移転したということですね。

今回の店舗の立地は、篠ノ井の住宅街の一画。知る人ぞ知る感が色濃く漂うロケーション。こういう雰囲気は嫌いじゃない。

ほぼ満席の店内にて、「小ラーメン」を注文させていただいた。

カエシの芳醇な甘みがドカンと横たわる微乳化スープにゴワゴワの超・極太麺を合わせたスタイルは、まるで王子神谷の『ラーメン富士丸』のよう。

うん、これは美味いわ!

長野県内は、本格的な二郎系ラーメンがいただける店舗があまり存在しないだけに、この一軒の存在は非常に貴重。

これを機に本格派の二郎系が同県に広まってくれれば、喜ばしいことこの上ない。

スープ、麺ともに、箸を持つ手が止まらぬほどの水準の高さ。微乳化スープに硬めの極太麺、この組合せは、つくづく正義だなと、改めて実感させられた。

長野県内にお住まいのラーメン好きならば、必ず一度は足を運んでおきたい優良店だ。