【ラーメン官僚かずあっきぃの麺遊記】横浜家系らーめん輝道家

横浜家系らーめん輝道家@野方にて、ラーメン中盛。

本年5月21日にオープンした新店。

同店の店主は、東京都内において屈指の横濱家系ラーメンの人気店『武道家』を創業した方。というわけで、オープンした当初から、同店は、ラーメン好きの間で大いに話題となっていたところである。

店舗のロケーションは、西武新宿線野方駅から徒歩2分程度と至便。

訪問時、店内はほぼ満席状態。

やはり、昨今の情報化社会において、この店舗の価値を「知っている人は知っているなあ」という感じ。加えて、『武道家』時代からの常連さん。店主が晴れて一国一城の主となり、感激もひとしおではないかと思う。

基本メニューである「ラーメン」を、中盛でオーダーすることにした。待ち時間5分程度で、注文の品が登場。

まずはひと言、これは美味い、美味過ぎる!!

今年、都内でいただいた新店のラーメンの中でも、十の指に入るレベルの高さだ。

骨っぽく重厚なテイストが食べ手に鮮烈な印象を刻む、フルボディの豚骨出汁。

その出汁に、甘辛いカエシをガツンとぶつけたスープは、ひと口目から、食べ手に次元の違いをまざまざと見せ付ける。

画像の美しい褐色を呈したスープの色彩からもお察しいただけるかと思うが、都内の家系の中では、今はなき伝説の『桂家@方南町』に匹敵する濃度&うま味密度の高さを誇っており、無我夢中で蓮華を持つ手を動かすしか、術がなかった。

麺の茹で加減も、もちろんパーフェクト。

味がより一層こなれてきたら、更にどこまで伸びるのか。都内の家系シーンを大いに活性化させる大物ルーキーの誕生だ。

未訪の方は、万難を排して足を運ぶことを薦めたい。