【ラーメン官僚かずあっきぃの麺遊記】鶏こく中華すず喜

鶏こく中華すず喜@三鷹にて、こく塩&本日のごはん。

11月19日にオープンした新店。

とらのこグループの代表を務める鈴木店主が自ら厨房に立つということで、オープンする前から、ラーメン好きの間で話題になっていた1軒。

店舗のロケーションは、JR三鷹駅から徒歩4分程度。

ビルの地下にあり、あまり目立たない立地だが、先述のとおり、オープン前から話題店として知られていたこともあり、店の前には長蛇の列ができていた。

初訪問だったこともあり、取り敢えずは、基本メニューである「こく塩」を注文することに。

そそり立つ山のようにズッシリと鎮座する鶏の重厚なコクと滋味に、和風味豊かな節の芳香が華やぎを添えるスープは、一滴一滴にうま味を凝縮させながらも、しつこさは皆無。

ゴクゴクと音を立て、丼からスープを直飲みすることさえできる、店主のラーメン人生の集大成だ。

このスープに合わせているのは、ライ麦が練り込まれた『三河屋製麺』製の特注麺。

ザクッとした食感が、食べ手に心地良い余韻を刻み込む。

サイドメニューとして提供されている「本日のごはん」も、流石は、ラーメン以外の一品もののクオリティにも定評がある鈴木氏が手掛けているだけのことはあって、手堅く美味い。

ラーメン激戦区・三鷹に、また新たな優良店が誕生した。機会があれば是非、皆さんも足を運んでみていただきたい。