ゴールデンタイガー@熊谷にて、ゴールデンつけめん(醤油)＆ワンタン２ケ。

同店のオープンは、本年３月。

フレンドリーな接客が印象的な店主は、『本庄大勝軒』や『景勝軒』で修業し独立。

各線熊谷駅から徒歩５分程度の好立地に、待望の自店舗を構えるに至った。

さて、同店で提供されるメニューは、大きく分けて２系統。

券売機の上段を占める「つけめん」と、店主が開発したオリジナルメニューである「ＴＫМ(玉子かけまぜそば)」だ。

そして、つけ麺系統の中でも基本メニューとされるのが、「ゴールデンつけめん(醤油)」。

つけダレは、動物系素材を徹底的に炊き込んだ出汁に、豊潤な甘みが印象深いカエシを折り重ねたもの。

その味わいは、どことなく、かつて都内で一世を風靡した『環七ラーメン』を思い起こさせるものであり、レンゲを口元へと運べば運ぶほど、体感的なうま味が二次関数的に増幅。

スープに合わせる麺のクオリティも極めて高く、相対的にみて、数ある濃厚つけ麺の中でもかなり優秀な１杯だと断言できる。

特に、スープのうま味が、他の店では中々味わえない類のものである点は、個人的には大きな加点ポイント。

印象は実にシンプルなんだけどなあ。

味づくりのセンスが良いとは、こちらの店主のような方を指して言うのだろう。食べ手が好むうま味のツボを完璧に把握している。

結果、瞬殺に近い勢いで完食してしまったのは、当然の流れ。

どうも、ごちそうさまでした。いやあ、実に美味かった！

次回は是非、オリジナルメニュー「ＴＫМ」をいただきに馳せ参じたい。