大人の毎日は、土壇場の連続です。華麗に果敢に「大人のマナー」を駆使して、微妙なピンチをかわし、返す刀で自分の株を上げてしまいましょう。
小学生の息子は、勉強が得意ではありません。親としては「まあ、のびのび育ってくれれば」と思っています。しかし、教育熱心な義母が、会うたびに「早い時期から塾に通わせなきゃダメよ!」と……。
義母のプレッシャーに負けて塾に通わせたところで、親も子もストレスがたまるだけです。「口出ししないでください!」とピシャリと拒絶したら、なおさら面倒な事態を招くでしょう。
ここは、のらりくらりとかわすのが親の務め。まずは「気にかけてくださってありがとうございます」と感謝を示して油断させます。その上で「お義母さんにそこまで心配してもらって、あの子は幸せものです」と微妙にピントがずれた喜び方をすれば、相手は気勢をそがれるでしょう。
外野の無責任な雑音に惑わされず、親が信じた道を進ませるのが、子どもにとっての“正解”です。
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