大人の毎日は、土壇場の連続です。華麗に果敢に「大人のマナー」を駆使して、微妙なピンチをかわし、返す刀で自分の株を上げてしまいましょう。
「そのときの山田さんの反応が大笑いで」と、上司が前にも聞いた話を楽しそうに話しています。友達ならさておき、目上の人やさほど親しくない人の場合は、「その話、前にも聞きました」とは言えません。
初めて聞くフリをして「へえー」と無難に相槌を打つのは、安産策のようで危険。相手が途中で「あ、前にも話したかも」と思い出して、勝手に気を悪くする可能性があります。
ここは「山田さん、やっぱりすごいですよね」などと、先の展開を知っている気配を漂わる返しをするのがオススメ。二度目だと気づいた相手が、山田さん談議にスライドしてくれればそれでよし、話を切り上げたとしても気を悪くされる心配はありません。
自分が話していて、途中で「あ、二度目かも」と気づいたときは、平然と最後まで話し続けましょう。それが大人の責任です。
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