【ラーメン官僚かずあっきぃの麺遊記】手打中華そば大賀110

手打中華そば大賀110(タイガーワンテン)@相武台前にて、味玉中華そば。

本年7月18日にオープンした準新店。

店舗の場所は、『Rojiura Noodle 温麦』の跡地。

『温麦』も、なかなかレベルが高かったんだけどなあ。『温麦』は、本年6月25日まで普通に営業されていたようだが、Twitterを見ると、翌26日、にわかに「休業します」と呟かれている。

おそらく同店のファンだった方は、あまりにも突然の休業宣言に驚かれたことだろう。

さて、『大賀110』は、そんな『温麦』の跡地に、同店と入れ替わるように入店。両店舗とも白河中華そばを提供するが、関連性は全くない。

評判が良いので期待値を上げて臨んだが、確かに、これは美味い!

「味玉中華そば」をオーダーさせていただいたのだが、提供された「中華そば」は、鶏の持ち味の引き出し方から鶏油づかいに至るまで、すべてが完璧!

特に、口の中で複雑玄妙なラインを描きながら上昇する鶏の滋養味の方向性が、私の好みそのものであり、レンゲを持つ手を止めることができない。

カエシと出汁のバランスも、極めて良好。カエシのコクとキレのさじ加減が絶妙である点も、高評価に値する。

サービスで戴いたワンタンは、ぎっしりと衣に詰め込まれた餡の風味が独特。

唯一無二の味わいであり、これは、下戸である私でさえビールのツマミとして何個もいただきたいほど。

あまりもの完成度の高さに、瞬殺に近い勢いで完食。

うん、ここは文句なしにオススメ!

私も、近々「汁なし担担麺」を伺いに再訪したい。