ラーメン二郎仙台店@大町西公園にて、小ラーメン。
仙台市には、これまで幾度も足を運んできたところであるが、『二郎仙台店』は未食だったところ。
連食の過程で『二郎』を挟み込むタイミングが見付けられなかったんだよなあ。特に宮城は優良店が多い県なので尚更。
半年ご無沙汰してしまうと、注目店が新たにオープンしていて、これらの店舗を攻略するのに労力が割かれてしまうのだ。宮城県全域に着目すれば、北部の老舗も十分には攻めきれていないし。。。
と、言い訳はこの程度にして、平成最後の日に腹を括って、ようやく『仙台二郎』を訪問。
バスの車窓等から何度も目にした記憶があるが、こちらの行列は、直系二郎の中でもかなり長い方。実際に行列に加わってみれば、そのことがより一層まざまざと実感できる。
訪問時、行列客の人数は40名程度。
が、1時間程度で着席できたのは、お店のスタッフの手際の良さと、お客さんの鍛えられた胃袋の成せる業かな。
この後も「予定(笑)」を控えていたので、基本メニューである「小ラーメン」の食券を購入。
やはり、席の回転は極めて良好で、「サクッと食べてサクッと帰る」が徹底されているような印象。
着席してから待ち時間7分程度で、注文の品が完成。
ここは客が席に着く前に、丼の大きさ(大か小か)を予め確認する。
つまり、ラーメンづくりに着手するタイミングが早く、それが、スピーディーな提供へと繋がっているようだ。
さて、登場した「小ラーメン」。
まずはスープをひと口啜ってみれば、豚のコク&うま味を前面へと押し出したド乳化タイプじゃないですか。
カエシの風味はやや控えめだが、それが却って豚という素材の存在感を際立たせている。見ようによっては、一種の気品すら感じさせる佇まいだ。
このスープに合わせる麺は、直系二郎特有の柔茹でデロ系。スープを存分に絡め取り、口元へと運び込む仕様で、うん、この麺はかなり好みだなあ。
野菜の分量もそれなりにあるが、それよりも麺量(の多さ)を重視した構成も、麺好きの私にとっては嬉しい限り。
総じて、直系二郎の中でもバランス力に秀でた1杯であり、これは、思い切って行程に組み込んで良かったなあ。
さて、残る未食の二郎は、札幌店と京都店のみ。どちらの街も超ラーメン激戦区だからなあ。いつ、足を運ぶことができるのか。取り敢えず、令和も引き続き頑張ります。
ごちそうさまでした!