大人の毎日は、土壇場の連続です。華麗に果敢に「大人のマナー」を駆使して、微妙なピンチをかわし、返す刀で自分の株を上げてしまいましょう。
取引先の新しい担当者から届いたメール。最初の「○○様」のこっちの名前が、たとえば「石原様」ではなく「石田様」になっているなど、微妙に間違っています。
べつに腹は立ちませんが、いちおう指摘はしておきたいところ。ただ「私は石田ではなく石原です」と書くだけだと、相手は「あっ、怒ってるかも」と勘違いしそうです。
まずは「よく間違えられるんですけど」と前置きをつけた上で訂正し、「ま、似たようなもんですが」と書き添えることで、気を遣っている姿勢を伝えましょう。安心させつつ、「できた人」という印象も与えることができます。
間違いを指摘された側も、恐縮し過ぎたら、せっかくの相手の配慮が台無し。「たいへん失礼しました。ご指摘ありがとうございます」とお礼を言って、大人力がぶつかり合うあたたかいやり取りにしてしまいましょう。
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