【ラーメン官僚かずあっきぃの麺遊記】中華そば依々恋々池袋店

中華そば依々恋々@池袋にて、恋玉そば&鶏肉飯。

本年10月11日、池袋東武百貨店のスパイス13階に出店した『中華そばに恋焦がれて依々恋々@長野市』の2号店。

1号店に関しては、先日、長野に足を運んだ際に実食済。

鶏の滋養味を巧みに表現しながらも、斬れ味鋭いカエシと見事に両立させた味わいに好印象を抱いたことは、記憶に新しいところだ。

と、そのようなタイミングで今度は、都内の中心・池袋に2号店がオープン!

「路面店である1号店のラーメンの出来映えは、確かに秀逸だった。が、デパートの飲食店街に入った2号店は、上手く味を組み立てられるのだろうか?」

と、率直なところ半信半疑で臨んだが、スープをひと口啜った瞬間、それが全くの杞憂であることを悟った。

本店の味が、ほぼそのままの形で忠実に再現されている!!

斬れ味鋭い鶏の滋養味が冴えわたるスープ、舌上でグンとうま味が伸びるカエシから、短尺で啜りやすい麺に至るまで、『依々恋々』らしさが余すところなく表現できている。

口の中でスープを転がす内に、知覚できる鶏の像が刻々と移ろい変わる構成にも、賛辞を送らざるを得ない。

保証しよう、これは美味い。万人に好まれる味わいを志向した鶏清湯ラーメンとしては、上限に近い水準にまで到達している。

率直に申し上げて、このレベルの1杯がデパートで味わえること自体、とてつもない贅沢だと言わざるを得ない。

池袋に足を運ばれた際には是非、一度足を運んでみてもらいたい。間違いなく、幸福なひと時が約束されるだろう。