【ミニ講座】大人の土壇場マナー 第34回「犬や猫の種類をとりあえず無難にホメる」

大人の毎日は、土壇場の連続です。華麗に果敢に「大人のマナー」を駆使して、微妙なピンチをかわし、返す刀で自分の株を上げてしまいましょう。

 ペット好きの人と、ペットに興味がない人とのあいだには、広くて深い溝があります。会話の中で、相手から飼い犬や飼い猫の話題が出たら、べつにどうでもよくても、目を輝かさないと相手は満足しません。

 よくあるのが、「ウチの子はコーギーで」と、知っていて当然のように犬種を言われて、さっぱりわからず途方に暮れてしまう状況。猫の場合も同様です。

 とりあえずは「ほー、コーギーですか、かわいいですよね」と返せば大丈夫。あとは、相手が勝手に「ウチの子」のかわいいエピソードを語ってくれます。

「これがまた、とんでもないバカ犬で」などと嘆いても、「たいへんですね」と同情する必要はありません。何の根拠も実感もなくても、「アハハハ、かわいいですね」と返しておけば、少なくとも向こうは「この人とは気持ちが通じ合えそうだ」と思ってくれます。



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