【ラーメン官僚かずあっきぃの麺遊記】元祖ニュータンタンメン本舗尻手店

元祖ニュータンタンメン本舗尻手店@尻手にて、タンタンメン(大辛)&餃子3個、小ライス(Cセット)。

いやはやこれは驚いた。めちゃくちゃ美味いわ、ここ!

具の分量、辛みとうま味の厚み共々「ニュータンタンメン本舗(通称「イソゲン」)」の中でも最高レベル。

ニュータンタン麺は、一見した印象の善し悪しが、実際のレベルの高低を左右する傾向が強い。(=ビジュアル的な惹きとクオリティの高さが正比例する)

そんな中、「イソゲン」のニュータンタン麺のビジュアルは概して、かなり手堅い部類に属しているのではないかと私は感じている。

良い意味では「決して外さない(悪くはならない)」、言い方を変えれば「群を抜く振り切れた1杯を中々見掛けない」ということだ。

ところが、こちらの1杯は、そんな考えを徹底的にぶち壊すアグレッシヴなものだった。

具である挽き肉、溶き卵、一味唐辛子が、まるでスープの一部と化したかのように溶け込んでいる。

液状と化した具を戴いているような感覚が味わえるのだ。

挽き肉は大ぶり、溶き卵も形状をしっかりと保ちながら、あまりにも大量に使用されているため、ベースのスープと分離しているという感覚を一切抱かせない。

ニュータンタン麺のセオリーどおり、「大辛」をオーダーしても、さほど辛みは増幅されず、うま味のみが格段に増す。辛さではなく、うま味に力を添える形で唐辛子が機能する。

これは、ニュータンタン麺好きであれば、万難を排して足を運ぶべき一軒だろう。

チェーン店だと考え、訪問を後回しにしていたことを激しく後悔した。

もちろん、ここまでの逸品を創作できる同店のこと。餃子などのサイドメニューの完成度の高さも鉄板だ。



田中一明(通称・ラーメン官僚かずあっきぃ)

1972年11月生まれ。

高校在学中に初めてラーメン専門店を訪れ、ラーメンに魅せられる。
その後、順調にラーメンの世界にハマり、大学在学中の1995年より、本格的な食べ歩きを始動。

今では「ラーメンの魅力の探究」をライフワークとし、年間700杯を超えるラーメンをコンスタントに実食しながら、ラーメン情報を各種媒体に精力的に発信している。

「食べ歩き(インプット)の地道な積み重ねによってのみ、信頼度が高い情報を発信(アウトプット)することができる」を信条とし、オープンしたばかりの新店から1世紀近くの歴史を有する老舗に至るまで、47都道府県の店舗を探訪。
これまでに食べたラーメンの総杯数は12,000杯に及ぶ。

現在、一番出逢いたい1杯は、いわゆる「記録よりも記憶に残る」ラーメン。
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<著者より>
私が実食した中から、人に勧めたいくらい美味しいと思ったものだけを随時公開。mineのタグ機能を活用し、地域、店名など等で簡単に情報を引き出せる、今から食べに行く、というタイミングで役立つデータベースを目指します。まずは著者フォローをお願いします!