【ラーメン官僚かずあっきぃの麺遊記】中華四川

中華四川@上大井にて、特製タンタン麺C(辛口)。

数年ぶりの「中華四川」。個人的にこちらの担々麺は私の好み。はい、純粋に好きなのだ。

数年前は何度か足を運んだなあ。オープン直後に店の前へ。

店の外まで数多くの客があふれ返る盛況ぶりは相変わらず。

指定できる辛さは公式表記では4種類。上から2つ目の「辛口(C)」をオーダーしても、辛みはほとんど感じない。

挽き肉と餡状のスープが織り成すうま味とコクのハーモニーが常連客を量産する。一般的な「担々麺」とは素材から味の構成まで全く異なる1杯。それか、同店のタンタン麺だ。

より具体的には、こちらのタンタン麺は、このエリア一帯に拡がる地ラーメン「小田原式担々麺」の元祖。

川崎エリア周辺に「ニュータンタンメン」があるように、こちらには「小田原式担々麺」がある。どちらも、地元の方々にとってなくてはならないソウルフードだ。

先述したようにスープがゲル状になっており、麺にゼリー状のスープを付着させながらいただくといったニュアンス。

スープの中には固形の挽き肉が大量に含まれ、食感にアクセントを与えるとともに、味わいに動物系のコクを添える。

一度目にしたら記憶から抹消することが困難な、麺がスープから飛び出した独特のフォルム、ゼリーのようなスープを啜ったときに受ける快感。

ハマれば、定期的に食べたくなることは確実。

ピンと来られた方は是非、足を運んでみていただきたい。