麺屋しん蔵@二本松にて、百姓の塩&味玉。
本年3月20日にオープンした準新店。
店主は、福島県を代表する実力店である『若武者@二本松』で店長を経験。同店でみっちりと腕を磨き、この度、満を持して独立を果たした前途有望な若手だ。
今後、更なる展開が繰り広げられることは疑いようもないが、現在提供しているレギュラーメニューは、「塩」「醤油」「煮干し」の3種類。
いずれのメニューも甲乙つけ難いレベルの高さだと聞き及んでいたが、初訪問だったので、メニューリストの筆頭に掲げられた「百姓の塩」を注文。
新店舗の店主とは思えないほど鮮やかな手際で、注文してから約3分後、注文の品が完成。
まずは、スープをひと口。
塩カドを敢えて抑え込み、動物系素材(地鶏など)の持ち味を活かした出汁を前面へと押し出した構成は、口に含んだ瞬間頬が落ちそうになる、蠱惑的な味わい。
このスープに合わせる麺は、羽田製麺製の切り刃28番。
28番手と言えば、淡麗系のラーメンの中でも相当細い麺ということになるが、この麺がまた、スープと絶妙な好相性を来たしていた。
(個人的には、もう少し太い麺を使っても良いのではないかとも感じたが(笑))
画像をご覧いただければお分かりのとおり、盛り付けも美しく、終始満足感に包まれながら食了。
美味かった。どうも、ごちそうさまでした!