【ラーメン官僚かずあっきぃの麺遊記】元祖名古屋台湾ラーメン味世

元祖名古屋台湾ラーメン味世@石神井公園にて、台湾ラーメンおじやセット。

今月、西武池袋線石神井公園駅から徒歩3分程度の場所にオープンしたばかりの「台湾ラーメン」の新店。

台湾ラーメンの元祖であり、名古屋を代表する名店のひとつである「味仙」で修業。暖簾分けを許され、福島県郡山に店を構えた「味世」が、満を持して都内に進出。

一言で申し上げれば、極めて興味深い推移を辿り、都内への出店に漕ぎ着けた店だと言えよう。人に例えれば「Jターン」といったところか。

全国的にみても麺量が比較的多い東北の文化に馴染んだこともあってか、麺量、スープの分量ともに「味仙」とは比較にならない程のボリュームがある。目分量で、軽く2倍以上はありそうだ。

「味仙」の丼は小ぶりなことで知られるが、こちらの丼は、一般的な都内のラーメン店の丼よりも大きいほど。

スープに合わせている麺も、硬茹での中細ストレートであり、本場・名古屋の台湾ラーメン提供店ではあまり見掛けないタイプだ。

「おじやセット」を注文すれば、単なる飯割りではない、しっかりとした「おじや」を作っていただける。

これがまた、実に美味い!

この「おじや」を戴くために、何度も足を運びたくなるほどだ。