【ラーメン官僚かずあっきぃの麺遊記】麺屋永太

麺屋永太@蕨にて、味玉つけ麺(中盛)。

今年で、開店3周年を迎える同店。常々「そろそろ、再訪問したい」と考えていたが、今般、久々に足を運んでみた次第。

同店の暖簾を潜るのは、オープン当初以来かも知れない。

訪問時、店内は満席。加えて店内待ちのお客さんも2名いらっしゃったが、タイミングによっては待たずにいただくことができる。

「味玉つけ麺」を麺量中盛でオーダーさせていただいた。

待つこと数分。メニューが登場。

店主によって綿密に味が吟味された上で提供された1杯は、ハッキリ申し上げて美味い!!美味過ぎる!

麺からスープの風味に至るまでじっくり吟味させていただいたが、非の打ち所が全くない。

ネガティブな言葉を探そうとしてもそれが一切見付からない、動物+魚介系つけ麺の頂点だ。

スープは粘度や濃度に頼らないサラリとしたテイスト。甘みとうま味の匙加減も絶妙の極み。

素材をじっくりと煮込んで「白湯」となったスープからそよぐ鶏豚の息吹。

動物系を支える節の力添えも、過不足が全くない。まさに針に糸を通すかのごとき正確無比な味づくりに、賛辞の言葉しか出て来ない。

店内の製麺室で打つ麺も、スープの魅力を完璧に引き出す完璧なひ1品。卓上調味料のラー油も満点。

同店より高水準なつけ麺を出せる店が、果たして一都三県に何軒あるだろうか。 

少なくとも私は、そんな店を俄には思い付かない。