【ラーメン官僚かずあっきぃの麺遊記】ファミリーレストランこだま

ファミリーレストランこだま@鵜原にて、月見タンタンメン。

最寄り駅は、JR外房線勝浦駅の一つ隣、鵜原駅。

外房線は勝浦駅止まりとなる電車が多い。鵜原駅は、勝浦駅よりも更に先(安房鴨川側)に位置するため、交通の便はやや悪い。

ご紹介する『こだま』は、そんな鵜原駅から徒歩3分程度の立地。駅からは徒歩圏であるものの、やはり、都内などから足を運ぶとなれば、それなりの時間が掛かることに間違いはない。

が、結論から先に申し上げれば、同店は紛れもない名店だ。少なくとも、私が知る限り「勝浦タンタンメン」を所望する方にとっては。

こちらは、西千葉『太陽』の姉妹店。(こちらの方が姉だが)

よって、タンタンメンは勝タン仕様であり、かつ、生卵を落とした「月見タンタンメン」というメニューが存在する。

気になっていた「月見タンタンメン」を注文させていただいた。

待ち時間3分程度で、メニューが登場。

まずはひと言、これは美味い。想像していた水準を遥かに超えている。

まず、スープの完成度が極めて高い。

ラー油に含まれる辛みとスープに含まれるうま味とが、口の中でピタリと一体化。不協和音は全くない。

それどころか、ベースのスープの味が群を抜いて優秀で、ラー油の風味を更に引き立てる役割を、見事に全うしているのだ。

スープに合わせるトッピング&麺の完成度も極めて高い。

刻み玉ねぎの豊潤な甘みが食欲を無際限に増進させる。

麺も、ボクっとした朴訥な食感から、啜りやすいよう短尺にカットされていることまで、すべてが心憎いほどお見事。

生卵のふくよかな甘みも、このスープに良く合っていた。

うん!、勝浦タンタンメンがお好きな方であれば、この1杯は、召し上がっていただかなくてはならないだろう。

自信を持ってオススメできる、極上の一品だ。