【ラーメン官僚かずあっきぃの麺遊記】零一弐三(すうじ)

零一弐三(すうじ)@東海神にて、ラーメン。

本年3月にオープンした、市船エリアの話題店。

数ヶ月もの間、未食のまま積み残してしまっていた同店だが、この度、ようやく足を運ぶことが叶った次第。

こちらは、曜日によって二郎系と煮干系を作り分けている。いずれのメニューにも固定ファンが付いており、店舗の経営をしっかりと支えている。

さて、私が足を運んだ日は、二郎系ラーメンを提供するターン。

まずは結論から。これは美味い!

事前に想定していた水準を遥かに凌駕する完成度の高さだ。

店主の修業先である『ちばから@上総村上』を髣髴とさせる1杯。

円やかに乳化したスープには程良いインパクトがあり、ゴワっとした極太麺にしっかりと絡む。

二郎系ラーメンは、形だけを模倣した品を出す店も少なくない、当たり外れの大きなジャンルだが、こちらの1杯は、動物系素材由来のうま味の作り方から麺の風味まで、しっかりと考えて創られていることが分かる。

下味がしっかりと沁み込んだ豚も、舌の上でホロリととろける逸品であり、非の打ち所がない。

一滴も水を飲むことなく、一気に完食。

総評、最近では稀に見るG系の秀作。

未訪の方は是非、一度足を運んでいただくことを強くオススメしたい。