ガチ麺(そば)道場@伊奈にて、つけ麺淡麗ノ塩。
同店のオープンは、2015年2月。
紆余曲折を経て東三河エリア指折りの実力店にまで上り詰めた、全国のラーメン店を食べ歩くラーメンマニアにとっては必ず足を運んでおくべき1軒。
私が訪れた日も、オープンの約30分前に到着したにもかかわらず、店前には、既に10名以上もの待機客が並ぶ人気ぶりだった。
(店の前に氏名と人数を記入する紙があり、その紙に記載する方式だが、きちんと並んでいることも求めるのが、同店のルール)
散々迷った末、「つけ麺淡麗ノ塩」を注文することにした。
今回は、2名の同行者を含め3名で足を運んだので、ガチメインは同行者にお任せするとして(笑)。
テーブル席に着席し10分程度待っていると、注文の品が完成&卓上に到着。
スープは、魚介の滋養味がしっかりとした土台を形成。
塩のうま味と甘みが、他の淡麗塩を主力商品とする店舗のそれと比較しても、圧倒的に上品で、かつ、繊細。
味覚を研ぎ澄ませ、じっくりとうま味の在処を探すことが必須とされる、玄人向けの仕様だ。
このスープとタッグを組むのは、箸で手繰ると、立ちのぼる小麦の芳香が食べ手の鼻腔を心地良く刺激する太麺。豊橋市産「もち大麦」をブレンドすることで、食べ終わりまでモッチリとした弾力性をキープ。
単体で啜っても文句のひとつすら出ないほど完成度が高いが、スープとの相性が、これまた絶佳。
スープをしっとりと絡め取り、口元へと誘う。
麺を啜り終わった後のスープは、スープ割り等の手を加えずとも飲み干せてしまえるほど、後口が良好。
気が付けば、スープの一滴さえ残さず完食していた。
ごちそうさまでした。
店内の雰囲気、ラーメンの味共々、個人的には良いお店だと感じた次第。
未訪の方は是非、一度足を運ばれることをオススメする。