【ラーメン官僚かずあっきぃの麺遊記】ド豚骨貫

ド豚骨貫(カン)@船橋競馬場にて、ド豚骨。

2019年2月2日にオープンしたばかりの新店。店舗の場所は、京成電鉄本線・船橋競馬場駅から徒歩数分。

船橋競馬場駅は『ららぽーとTOKYO-BAY』や『コーナン』にもさほど労せずしてアクセスできる、賑わいのある駅。

そんなエリアを選んだ同店は、目の付け所が良いと言えるのかもしれない。

私が同店へと足を運んだのは、21時40分頃。21時までに営業を終了する店舗が大多数を占める昨今の情勢で、同店の営業時間は22時まで。

この1時間の違いが、客にとってはとても有難いんだよなあ。

赤と白で大胆に彩られた雄々しい外観は、虚飾を排した潔さを感じるもので、個人的には好感度大。

初訪問だったので、基本メニューである「ド豚骨」を注文。

数々の実力店で研鑽を重ねてきたベテランが厨房を切り盛りしているので、オペレーションは非の打ち所なし。

待ち時間5分弱で、注文の品が完成。

スープをレンゲで掬い、ズズっと啜り上げる。

豚骨を徹底的に煮込んだ箸が立つほど濃厚なスープが、食べ手に強烈な印象を刻印。

滑らかな口当たりや、ズドンと胃袋に液体が落下する感覚に、軽く衝撃!

ここまで作り込むのに大変な手間ひまが掛かることは明らかで、このクオリティの高さを喜ばないラーメン好きは、およそ存在しないだろう。

ほんのりと利かせた甘辛いカエシ、心持ち高めに設定された塩味など、ガッツリ感の演出も怠りなし。

このスープに合わせる麺は『三河屋製麺』の太め。大量のスープを持ち上げ口元へと運び込む、どこまでもスープ本位な仕様。

無我夢中で食べ進め、あっと言う間に完食してしまった。

いやあ、これは美味いわ!

オープンしたばかりで、まだ認知度はさほど高くないが、これはブレイク必至だろう。

未訪問の方は、今の内に足を運んでみていただきたい。